Nemesisグラレヒレ
はじめに
こんにちは、KIと申します。
初めに当記事を覗いてくださり誠にありがとうございます。
今回はS22ダブルバトルにおいて最終レート2013、最終順位13位という結果を残せた構築について自分なりに説明させて頂きます。
どうか最後まで読んでいただけると大変嬉しく思います。
戦績
構築経緯
今回のダイマックス禁止+禁止伝説1体使用可能ルールをみてどんなふうにPTを作れば良いのかサッパリだっため、個人的に使いたかったグラードンから構築作成を始めました。
グラードンの強みとして
・絶対大量発生するガエン、ザシアンに強い
・ダイマ禁止のためヒートスタンプを採用しやすく、炎拳で倒しきれなった相手を倒しやすい(ただし、テッカグヤと白バドには炎拳のが良い)
・安定した耐久力と火力で対面性能が高い
という良さがありました
次に残り5体を決めていくのですが、良い感じのメンバーが思いつかなかったので7世代のグラ入り構築で自分がとても好きな奴をアレンジして使ってみる事からスタート。
(この方の予選とWCSのグライベル構築7世代で最高に好き)
アレンジの理由として、現ルールは伝説ポケモンが1体しか使用できない+いくつかの技が使用不能になっており、構築本来の動きが自分には再現できそうになかったから。
まずはの枠をタイプが同じでサポートに特化できるで代用
(この時点では改悪によって構築パワー落ちまくってることに気づいてない+の採用を切ってしまっていた)
めざ炎を失ったにだいちのちから(便利すぎる)
はたきおとすを失ったにバークアウト(これは大丈夫だった)
他は特に変更なしでとりあえず初期の構築が完成
実際にランクバトルで回してみて、バナガエンコケコで相手を疲弊させてからグラードンで〆たり、初手からガエンツンデでトリックルームを決めてこちらのペースにもっていったりと使ってて非常に面白かったのですが、とある問題が起きました。
それがの存在です。冠から登場した特性パッチによって夢特性のちからずくが解禁され、だいちのちからでPTが崩壊しかけたり、だいち無効のバルジーナをランドロスケアのためだけに選出すると、バルジーナを一生放置されて隣を消され続ける展開が続き地獄でした。
他にも厳しい構築に度々遭遇したため、ここらでようやく構築の中身を見直しました。
見直す点として
・に対抗する手段の確保
・に異常なほど弱い
・トリックルームがの猫サイクル+の圧力で枯らされやすい
・思ったよりもが上手く使えない(これは私が下手)
これらの問題を解消していこうと思いました。
問題点解消
最初にツンデツンデとカプ・コケコ枠を変えるところからスタート。
色々考えた結果思いついた候補がこの子たちです。
その中で一番初めに決まったのがです。
エンテイによってツンデツンデ解雇で甘くなったゼルネ対策、猫サイクル、白バド対策がかなり立ち回りやすくなりました。また、せいなるほのおによるやけども狙いに行くことで本来不利なに対し50%の運ゲーを狙いに行けるのも良い点。
次の枠はかなり悩んだのですがに決定しました。
カプ・コケコ解雇によって対策が甘くなり、ぼうじんゴーグルも考察しましたが、単体で解決できても他のメンツが眠る事がツライと感じたため、めいそうでカイオーガを起点にしながら味方の状態異常を防ぐことが出来るレヒレで確定。
こうして構築の見直しが終わったので次に技構成と調整についてです。
の技構成を守る+3ウェポン(断崖、雪崩、ヒートスタンプ)
最遅からSを伸ばした調整に変更
持ち物に場持ちを良くするを採用(途中からに変更した)
聖炎、しんそく、守るまでは確定で最後の枠にほえる
調整案が思いつかなかったのでAS
持ち物はいかりのこなに妨害されたくないので(粉ジオコン防げるの偉い)
ムンフォ、守る、瞑想までは確定。最後の枠にめいそうを使わなくてもASエンテイやCSランドロスを一発で倒せるハイドロポンプを採用
調整はHCベースで持ち物はで確定
技構成をイカサマ、ちょうはつ、おいかぜ、はねやすめに変更
持ち物はとをちょいちょい入れ替えながら使用
特化リフストでhかdに4振りしたCSを81.2%で落とせる
Sを伸ばした調整に変更
このようにして調整案がまとまり、S21中盤からS22の時に開催されたてるちゃれまでこの構築を使用しました。
運命との邂逅
しかし、戦績は良くて最終日に2桁チャレンジライン、てるちゃれでは1-3という非常に悲しい結果になり無念の思いを抱えながらてるちゃれの放送を見続けていました。
そこで私は運命と出会いました
てるちゃれ放送で968さんが使用されていたです。
このポケモンの良さそうだと思った点として
・浮いてる方に断崖が通るようになる
・Sがはやかったり持ち物が厄介なを遅くして味方の行動を通したりできそう(実際に使用してた時エンテイとウツロイドはトリック後そのまま断崖で倒し切れることが多かった)
・両壁型にすることで味方ポケモンの生存率を飛躍的に高められそう
・相手側からしたら場にいるだけで面倒かも
・自分にとって存在が恐怖のに強い
これだけで十分採用してみる価値があると思い選出率が落ちまくっていたを解雇してを迎え入れました
オーロンゲ加入に伴いPTの最終調整を行いました。
いわなだれの使用頻度が少なかったのでつるぎのまいに戻し、Sを伸ばした。
この頃からカ・エールパが流行りだしており、ランクマ等で遭遇した感じひかえめなのは確定したがSラインが分からなかったので準速まで伸ばし、外れる確率のあるリーフストームをくさむすびに戻した。
が役立つ場面が減ってきたので最速に抗えるに変更
他のメンバーは特に調整を変える必要がないと感じ最終調整が終わりました。
個体解説
グラードン(Groudon)
実数値:207-209-161-x-114-119
努力値:252-156-4-x-28-68
性格 (Nature):いじっぱり(Adamant Nature)
特性 (Ability) :ひでり(Drought)
持ち物 (Item):オボンのみ(Sitrus Berry)
技構成(Moves):だんがいのつるぎ ヒートスタンプ まもる つるぎのまい
(Precipice Blades Heat Crash Protect Swords Dance)
調整(表記:W=ダブル)
A:-1断崖でB補正H252B156にWダメ50.4%~59.4%(102~120)
+1断崖でB特化にWダメ確定1発100.9~118.8%(204~240)
HD:C222のWダメ晴れしおふきを壁込み+オボン発動で2耐え
46.8~56.0%(97~116)
C217 のWダメアストラルビットを壁込み2耐え40.0~47.8%(83~99)
S:114~118が多い感あったので上を取れる119まで伸ばした
採用理由:構築のスタート
基本絶対選出。トリルプランを無くしたためSを落とすよりも上げたほうが良いと判断し結構早め。雑に相手を削ることもできるし、耐久が非常に高いのでの前でも動かしやすい便利な存在。構築に対しては味方ので詰める動きをしたいのでレヒレの障害になる電気、草タイプを処理したり、水技のダメージを減らすためクッションとして出すことも多かった。
技解説
メインウェポン。たまに両外ししたり、当ててほしい相手に当たらない事もあったがじしんと違って味方に当たらない+威力高い+グラスフィールドの半減効果を受けない等メリットの方が大きい。
ヒートスタンプ
だんがいが通りにくい相手には大体ヒートスタンプが良く通るため採用。タイプ不一致でも晴れ+高いAで威力も十分。しかし、に対しては炎拳よりも弱くなるため構築によっては検討の余地あり。
まもる
とても便利
余裕がある時や勝負所で積んで一気に流れをもっていける。また、鉄壁が入っている構築に対しつるぎのまいを見せる事でグラードンを放置しにくい状況を作ることも可能だが決して有利になるわけではない。
エンテイ(Entei)
実数値:191-167-105-x-95-167
努力値:4-252-0-0-0-252
性格 (Nature):ようき(Jolly Nature)
特性 (Ability) :せいしんりょく(Inner Focus)
持ち物 (Item):きあいのタスキ(Focus Sash)
技構成(Moves):せいなるほのお しんそく まもる ほえる
(Sacred Fire Extreme Speed Protect Roar)
調整
何も思いつかなかったのでAS
採用理由:ゼルネ、白バド、猫サイクル対策
PT全体でがキツイと思い採用した。しかし、途中から役割対象に対しても選出率が落ちていたので1番の疑問枠。持ち物が駄目だったのかもしれない。
技解説
せいなるほのお
メインウェポン。この子もたまに外していたが50%やけどのおまけで命中95もあるんだからとても優秀だと感じた。
削り残しや襷潰しを出来る便利技。優先度2なので相手がエンテイより遅ければ指も粉もサイチェンも無視できる
まもる
とても便利
ほえる
+のような絶対トリル貼りたい組のコンボを妨害するために採用。この並びを見たら大体選出が確定するくらい重要。
ガオガエン(Incineroar)
実数値:201-136-120-90-135-91
努力値:244-4-76-0-100-84
性格 (Nature):しんちょう(Careful Nature)
特性 (Ability) :いかく(Intimidate)
持ち物 (Item):とつげきチョッキ(Assault Vest)
技構成(Moves):フレアドライブ ねこだまし バークアウト とんぼがえり
(Flare Blitz Fake Out Snarl U-turn)
調整
HD:晴れ下C222のWダメしおふき2耐え 41.7~48.7%(84~98)
:雨下C222のWダメしおふき壁込み確定耐え 84.0~99.5%(169~200)
B:あまり
S:最速抜き(最速なんていなかった...)
採用理由:サポートの神
色んなことが出来る万能ポケモン。禁止伝説の方々に色んな役割を持てるため、選出率はかなり高かった。また、チョッキを持たせることにより特殊ポケモン達に強気な行動が出来るのも偉かった。バクアの枠をじごくづきやDDにしている人を多く見たが、此方の方々が嫌すぎたので採用を見送りました。
技解説
メインウェポン。晴れと合わせて良きダメージ出せる。
ぺチン!相手は怯んだ
バークアウト
相手の特殊アタッカーを弱らせて裏のポケモンが受ける被ダメを減らせる便利技。
ミリ残しや襷も潰せたりとじごくづきやDDがなくて困る盤面がなかった
とんぼがえり
襷潰し+交代技として採用。とても便利。
カプ・レヒレ(Tapu Fini)
実数値:176-x-136-148-151-118
努力値:244-0-156-4-100
性格 (Nature) :ひかえめ(Modest Nature)
特性 (Ability) :ミストメイカー(Misty Surge)
持ち物 (Item) :たべのこし(Leftovers)
技構成 (Moves) :ムーンフォース ハイドロポンプ まもる めいそう)
(Moonblast Hydro Pump Protect Calm Mind)
調整
H:16n
C:ハイドロポンプで無振り確定一発
S:味方のグラードン-1
採用理由:対特殊アタッカー要員
に一生虐められて苦しんでた時に思いついて採用したら最強だった。
と水ポケモンを組み合わせる事に少し抵抗はあったが、グラレヒレを初手に投げる展開はほとんどなかったし、ドロポンを打ちたいときは晴れ下じゃなかったり、枯れたりした後の為問題はあんまなかった。
技解説
メインウェポン。幅広い相手に打てる便利な技。
調整で説明した奴らをしばく技。めいそうを積まなくてもワンパン狙えるのがだくりゅうとねっとうよりも優れてる点。ただし外れたら結構厳しい。
まもる
とても便利
めいそう
要塞化
フシギバナ(Venusaur)
実数値:159-x-104-162-121-132
努力値:28-0-4-220-4-252
性格 (Nature) :ひかえめ(Modest Nature)
特性 (Ability) :ようりょくそ(Chlorophyll)
持ち物 (Item) :いのちのたま(Life Orb)
技構成 (Moves) :くさむすび ヘドロばくだん だいちのちから まもる
(Grass Knot Sludge Bomb Earth Power Protect)
調整
H:10n-1(ダメ最小)
HB:A244の+0きょじゅうざん確定耐え 83.6~98.7%(133~157)
C:くさむすびでd4振りCS確定一発
H244d4振り93.7%で2発 48.7~57.9%(95~113)
S:準速
採用理由:晴れ万能アタッカー
グラガエンと同じく最初の参考構築からそのまま続投してる。
技範囲が優秀で大体の相手に効果抜群を狙うことが可能。火力もを持つことで申し分なかった。基本先発に投げることが多かった気がする。
技解説
をしばける。
メインウェポン。浮いているポケモン達に対する打点にもなり便利。
追加効果で毒が狙える点も〇
まもる
とても便利
だいちのちから
等のメインウェポンが通りにくい相手や炎タイプの方々に良い打点となる。
この技のおかげで使いやすさが広がってる感ある。
オーロンゲ(Grimmsnarl)
実数値:200-140-110-x-115-80
努力値:236-0-116-0-156-0
性格 (Nature) :わんぱく(Impish Nature)
特性 (Ability) :いたずらごころ(Prankster)
持ち物 (Item) :くろいてっきゅう(Iron Ball)
技構成 (Moves) :イカサマ トリック リフレクター ひかりのかべ
(Foul Play Trick Reflect Light Screen)
調整
HB:A244の+0きょじゅうざん壁込み確定耐え 84.0~98.5%(168~197)
HC:C167のヘドロばくだん確定耐え 83.0~99.0%(166~198)
採用理由:S操作+味方アシスト+に対する恨み
本構築で一番最後に入ってきたポケモン。壁で味方の援護、鉄球トリックで関係を変えたり、浮いているポケモンに断崖を当てられるようにしてくれる。
このポケモン入れた瞬間から勝率が非常に良くなった。
この環境で採用した968さん天才すぎる。
技解説
イカサマ
物理アタッカー全般に刺さる強力な技。特に自分でも忘れちゃうが鉄球を持っていることで最遅よりもトリル下で遅くなり下からイカサマ当てて撃破するみたいなプレイングも出来ちゃうのでとても強力。
トリック
最強。相手に押し付けるもよし、トリルされた後に味方に渡すのもありと万能。
リフレクター&ひかりのかべ
味方の保護。これを貼るだけでがめちゃくちゃ固く感じる。
ひかりのかべの方が使う頻度は高かったので、リフレクターを好みの技に変えるのもありだなと感じた。
主な選出
①VS先発:
後発:
不利構築です。
相手のトルネロスが非常に邪魔なので優先的に落としておきたい。オーガはバナで処理できなくても裏のレヒレで詰める事が十分に可能なので、グラを晴れクッションとして活用しながらオーガからの被ダメを減らし、隣のポケモンを減らしていきましょう。
生存優先度はレヒレ>>>>>>>グラ>バナ>ロンゲ
②VSサイクル
先発:+or
後発:
ぼちぼち有利です。
相手のオーガの持ち物が分かりにくいPTですが、おいかぜで一気に上から殴られるような状況にはならないため安心感がある。トリル軸も存在するが、此方も基本レヒレの詰めを意識してれば負けにくい。大体バクアの通りが良いのでガエンも大切。
③VS
先発:
後発:
普通です。
先発にガエンを出すとコジョンドに狩られやすいため裏に控え、先発グラまもる黒バド方向にロンゲイカサマからスタート。ロンゲに猫が入った場合次のターン断崖+ひかりのかべで2体の攻撃を受けきれる状態にする。この2体以外が先発の場合は大体出し勝ち。
④VS
先発:
後発:+or
微妙です。
先発ガエン+トリル要員の場合はグラエンテイから入りトリル要員方向にほえながらグラは剣舞。その後白バドが降臨したら聖炎+断崖で少しづつ削りを入れる。トリルをされた場合でも裏の鉄球ロンゲが最遅白バドよりも遅いので勝ち筋は十分にある。相手にレヒレがいる場合は結構きつい。
⑤VS
先発:
後発:+雨無しの場合 雨有りの場合から選択
やや有利です。先発からグラを投げて地面技を積極的に押使っていきましょう。ランドは隣に並べたロンゲの鉄球トリックを使い火力を落としながら日頃の恨みも込めて断崖で削りに行きます。残りは裏に備えたエンテイかバナで〆ましょう。
⑥VS
先発:
後発: or
不利です。構築記事を見た際ポリゴン2にじこさいせいが入ってないのを見て不利で済んでるだけでさいせいが入っていたらまともにポリゴン2倒せません。
相手はバナエンテイからくることが多いのでグラまもるからの壁で裏の生存確率を上げトリックでエンテイのスカーフを奪いながら断崖が入ることを祈りましょう。
⑦VS
先発: or
後発:
有利です。先発壁やバクアで盤面を整えた後、裏のグラレヒレで詰めに行きます。イベルを倒す前にレヒレが落ちてしまうとイベルの処理が厄介になるので、早めに処理するか最後まで放置するか相手の盤面を見ながら考えるが大事です。
⑧VS
先発:+or
後発:
普通です。先発からゼルネがくることは少なく、初手で此方のフシギバナを狙ってくる動きが多かったです。しかし、バナが落ちても裏のチョッキガエンとめいそうレヒレでゼルネからの被弾を抑えながら相手の追い風を枯らしたり、レヒレを突破できない状況にもできるため、ここでもレヒレが大切。
構築の反省点
・ゼルネや猫トリル対策に入れたエンテイが途中から腐り気味だったのに、他の型が思いつかなかったので問題を放置してた
・途中から増えた速いにとんぼで逃げられる事が多々あった
・再生無限ループで嵌められる
最後に
記事を読んでいただき誠にありがとうございます。
4月から勝ちきれない日々が続いていましたが、半年ぶりにレート2000超え+自己最高レートも更新出来たのでとても満足できました。
改善点としてエンテイの持ち物か枠を変えたり、各個体の調整を見直す事によりまだまだよくなると感じます。
最近ずっと一人で考える事が多いので構築相談や仲良くしてくれる人がいたら良ければ絡んでください。
レンタルチーム
【剣盾ダブルS9 最終80位(1940)】不・煌・病・希 ブリムオンと歩む道
はじめに
こんにちは。初めての方は初めまして。KIと申します。
まず初めに当ブログを覗いてくださり誠にありがとうございます。
今回は剣盾ダブルS9において最終2桁を久しぶりに達成できたので記事を書くことに致しました。良ければ最後まで読んでいただけると嬉しい次第でございます。
構築経緯1 不安と煌めきの序盤
構築経緯と書いてますが、自分語りもかなり多いため、語りの部分興味なかったら飛ばして読むことをお勧めします。また、最終日の構築に辿り着いた経緯は3からです。
まず初めに伝えておきますが、私はブリムオンと一緒に環境を戦いぬきたいという個人的な理由でブリムオンをどのシーズンでも必ず入れております。そのため、まず一番初めに考えることは、今シーズンどのようなブリムオンを使うかです。
S8ではキョダイ個体も解禁され急激に増えたフシギバナと相方として優秀なコータスの並び、バナコーに対抗するためにブリムオンがトリックルームをしてもコータスの下を取れるようルームサービスブリムオンを使用しておりました。実際の使い勝手も良く、下からバナコーを破壊できることに自身がありましたが、いつからかHDに寄せた個体やチョッキを持ったコータスが急増し、サイコフィールド下のワイドフォースでコータスを処理できず、面倒なことになることが多々あり、強みを上手く活かせませんでした。
S9では日本一決定戦の本戦が終わり、多くの強者がPTを公開していましたが、その後の
S9で結構頻繁に見かけた個体はまーだいたいこんな感じでした。ドラパテラキ御三家ポリ2、リザバナコー、トノグドラ、エルラプ、バンドリ等々とにかくいろんなPTがいた記憶。また、相手のPTに強力な悪タイプやフィールドを張り替えるゴリランダーの増加によってトリックルームを決めたとしてもワイドフォースが非常に通しづらいと考えました。そのため、キョダイブリムオンの一番の長所であるキョダイ天罰を最大限活かしつつ、相手を強引に崩したいと考え、S9序盤は弱点保険ブリムオンを通していくことに決めました。相方はかげうちでブリムオンの弱点保険を起動することができ、高い耐久と補助技に優れたサマヨールを採用し構築の軸はサマヨブリムオンをメインに考えていくことに決めました。
残りのメンツは基本ブリムオンにダイマックス権を切りたいため、PTにいるだけで圧力をかけられる+ダイマ無しでも単体性能が高いポケモンにしようと考えました。
まず一番初めに決まったのが、初手で場に出して盤面を荒らしやすいエースバーン
次に、サマヨールと並べることで弱点保険偽装ができ、豊富な技範囲、天候を書き換えることもできるバンギラス
次に、このゆびとまれやあくびでトリックルームの補助やいるだけで相手に圧力がかけられるを採用していきました。
残りの一枠を何にしようと悩んだ結果、ゴリランダーやバナコー対策はいくらしても不安だったため、そいつらに強いポケモンを探した結果ドラミドロというポケモンに辿り着きました。ドラミドロは特性てきおうりょくが非常に強力でタイプ一致の技威力が通常の1.5倍ではなく2倍になります。また、とくぼうが高く、コータスの晴れふんかなども怖くないです。また、相方のフシギバナの特化珠ダイアースもHにブッパするだけで高乱数で耐え、ブリムオンが通しにくい構築のダイマックス候補として優秀であり採用に至りました。
そうしてシーズン序盤の構築はこいつらを使いました
実際に戦ってみた結果非常にブリムオンの火力が高く多くの相手を強引に持っていくことで勝ち筋を広げることが出来ました。自分でもびっくりするくらい勝てており、最終的にこの並びで瞬間4位まで行くことが出来ました。初の1桁チャレンジだったためその時は大興奮で自分の考えた構築でここまで行けるのかと喜びました。
構築経緯2 絶望して病んだ
そして、この後も一度落としましたが一桁を保っていました。しかし、順位が2桁になったときに戻しておくかと軽い気持ちで潜った結果、とにかく負けまくりTLで常に発狂してました。最終日付近の29日で4桁落ちギリギリ、30日にとうとう4桁に落ちました。
この時に構築内容をコロコロ変えておりトゲキッスを補助型からアタッカーに、
ドラミドロを入れてるとバンドリに信じられないくらい重いと気づき、トリトドンやフシギバナに変えたりとこの時点でかなり迷走期に入ってしまい、最終日前日に構築全体を見直し作り直す事を決意しました。
構築経緯3 希望(最終日使用構築の完成)
まず新しく組み始めるにあたって構築の軸であるブリムサマヨはそのままに残りのメンツを変えながら色々試していき初めにしっくり来たのがドラパコバルトノグドラを合わせた鋼叩き雨です
この並びがしっくりきた理由は、コバルオンの叩きが読まれやすく、相手の選出にそれを阻止する要員が選出される事を利用しようとした考えがマッチしたからです。また、雨がコバルオンに飛んでくるほのお技のダメージを抑え込み、2体並べてのだくりゅうが雑に強く、先発での荒らし、後発のお掃除どちらでも便利でした。
ドラパルトは猫だましが効かないかつ基本的にほとんどのポケモンの上を取れる圧倒的な素早さを持っており、相手に殴られる前に叩きが成功しやすいです。もちろんあからさまな出し方をすれば相手側も警戒しますが、そもそも環境に存在するこのゆびとまれ要員はほとんどがフェアリータイプであり、コバルオンのスチルで叩き無しでも十分に崩せると判断していました。しかし、これが効かないモロバレルやウルガモスの存在が厄介だったため、ドラパルトに防塵ゴーグルを付けることで無理矢理叩きが出来る条件を整えた結果、環境に叩きが非常に通っている事が分かり、最終日に叩きを組み込んだ構築を使う自信が出来ました。
実際に叩き雨の並びに切り替え始めてから、勝率が前よりも高くなり始めましたが、コバルオンのパワーが予想以上に足りず、パワー不足で勝ち越せる構築ではないと判断し、再度組みなおす事に決め悩んだ結果、コバルオンの枠を雪崩をタイプ一致で打てる+叩きと相性が良くコバルオンよりもアタッカー性能が高いテラキオンを採用し、それに伴い雨の枠を補助枠に変えたいと思い悩みました。辿り着いた答えは、私が最も好きで使用に自身があるブリムイエッサンサマヨガエンの並びを実現するために、雨枠をイエッサン♀とガオガエンに変更しました。
こんな感じで非常に迷走した状態から持ち直し最終日に戦う構築が完成しました。
これに伴いブリムオンは持ち物技構成、サマヨールは技構成と性格を変更し、今のPTに噛み合うように調整を行い再びランクバトルに潜った結果、驚くほど順調に勝てて最終日前日の夜にメインROMを2桁に復帰させることに成功しました。
そして、迎えた最終日に構築の最終調整を行うために、サブROMを使用し、ひたすら個体の調整を変えつつ、ランクバトルを繰り返すと同時に、サブROMの順位上げも出来ないかなーと思っていましたが、流石に時間が無かったため、最終調整を施したメインROMを動かし残りの時間を駆け抜けました。かなりいい感じに勝てた試合もあれば、明らかに此方のプレイングの悪さが目立った試合、めちゃくちゃ相手上手くて楽しかった試合等々、精神を削られながら、やっていった結果最後に連勝かまして無事に最終2桁に滑り込むことに成功しました。
構築紹介
すみません。ここからようやく構築紹介です。
ブリムオン(キョダイマックス)
実数値:159-x-122-205-123-30(S個体値0)
努力値:212-0-52-244-0-0
性格:れいせい
特性:マジックミラー
持ち物:いのちのたま
技構成:ワイドフォース マジカルシャイン まもる マジカルフレイム
採用理由:今作の剣盾ダブルにおいての相棒枠。運命共同体。
構築経緯でも説明した通り、私はブリムオンをPTから絶対に外さない為、必ず採用されています。
今回はトリックルームを隣のサマヨールに一任し、守る採用のアタッカーとして使ってみました。使い勝手は非常によく、本来不利な鋼タイプに打点があるだけで、積極的な選出が出来たりと良かった面もあったが、自分でトリックルームを貼りたい場面も多々あったため、構築ごとに要相談。
持ち物はサマヨールの補助技範囲を広げたかったため、単体火力を底上げできるいのちのたまを採用した。
技解説
ワイドフォース
鎧の孤島解禁で登場したエスパータイプのバグ技。通常は単体威力80の微妙な威力であるが、サイコフィールド下においてフィールド補正+技威力上昇+全体攻撃化という欲張りセットで相手を蹴散らしてくれる。この技の影響でブリムイエッサンの並びが急増+自身でサイコフィールドを展開できるイエッサンの単体採用も急増した感覚があるくらい環境に影響を与えた技。
タイプ一致の安定技。キョダイ天罰の元になる技のため不採用はよっぽどのことが無い限りあり得ないと考えられる。比較的フェアリー技は通りがいいため、ダイマックス無しでもぼちぼちの打点が与えられる。
まもる
今回トリックルームと悩んだ枠。構築の都合上後ろにブリムサマヨ、ブリムオンイエッサン♀を控えさせることも少なくなかったため、安全に行動できる点を考えればこれで良かったとも感じる。実際にブリムオン方向に攻撃が集中することが意外と多く、隣を無償で動かせる場面も結構あった。
マジカルフレイム
今回久しぶりに採用してみた技。ダイバーンでドリュウズが消えていく姿見て感動してた。実際天候も奪えてバレルが粉で攻撃吸っても瀕死に出来るから、使うたびにつえーて言ってた。また、今回のブリムオンはようき珠エスバのダイスチルを確定で耐えるため、初手相打ちを狙う行動もしてた。採用し得感はあるがPTに炎打点が十分にあるならこの枠をトリルにするのが使いやすそう。
調整意図
H:珠ダメ最小10n-1
HB:A187ドリュウズのアイヘ乱数一発耐え 86.7~103.1%(12.5%)
ダイマ時A168珠エースバーンのリベロダイスチル確定耐え 83.3~98.1%
C:あまりブッパ
S:最遅
イエッサン♀
実数値:171-x-107-115-156-94(S個体値31)
努力値:204-0-172-0-132-0
性格:なまいき
特性:サイコメイカー
持ち物:オボンのみ
技構成:ワイドフォース、てだすけ、まもる、このゆびとまれ
採用理由:フィールド展開+補助
こいつも鎧環境で化けたポケモンの一体だと感じる。自身でサイコフィールドを展開+ワイドフォースを一人で完結させることが出来るため、多くのPTで度々見かけた。剣盾環境の数少ないこの指要員であり、耐久もぼちぼちあるため、相手のダイマターンを流し、隣のポケモンを守ることが出来て使い勝手は良かったが、今回調整が間に合わず、以前使っていた個体を使いまわしていたが、もっと物理をメタったほうが強いと感じた。
持ち物は場持ちの良いオボンのみ。ナモのみも考えたが場に残ってくれるほうが役立つかなと考えてた。
技解説
ワイドフォース
タイプ一致+特性と噛み合う。もはや必須。強い。
てだすけ
テラキオンやブリムオンの攻撃を補助するために採用したが、どっちも火力が十分確保できる状況が多かったため、サイドチェンジやマジカルシャインに変更してもいい気がしてた。
まもる
なるべく長く場に残り、程よく消えたいため採用。そこそこ安定して相手を受け、ダイマターンを枯らしたり万能。
ひゅーんひゅーん♪ぴゅいーん♪
相手の攻撃を吸ってくれる神技。隣全力でまもるマン。ほぼ採用は必須レベル。まもると打ち分けて相手を乱すこともできる。
調整
HB:A168珠エースバーンのリベロダイマ威力130等倍技乱数一発耐え87.7~103.5%(25.0%)
A194鉢巻ゴリランダーのGFグラススライダー確定耐え81.2~96.4%
A172珠ドラパルトの威力130ダイドラグーン乱数一発耐え89.4%~105.8%(37.5%)
HD:C195珠アシレーㇴの威力150ダイストリーム確定耐え80.7~95.9%
C161珠キングドラの雨下威力130ダイストリーム乱数一発耐え87.7~103.5%(25.0%)
C189トゲキッスの威力130ダイジェット急所時確定耐え78.9~92.9%
急所無時オボン込み2耐え52.6~61.9%
S:最速モロバレル+4ならびにS60族付近のS判定に利用
ドラパルト
実数値:175-x-116-120-95-213
努力値:92-0-164-0-0-252
性格:おくびょう
特性:クリアボディ
持ち物:ぼうじんゴーグル
技構成:りゅうせいぐん、ふくろだたき、でんじは、サイドチェンジ
採用理由:テラキオンぺんぺんするため+妨害
ふくろだたき要員だけでなく、相手にでんじは、困ったらサイドチェンジと腐りにくいポケモンだった。
持ち物はぼうじんゴーグルを持たせることでの胞子や怒りの粉の影響を受けなかったり、初手催眠で此方の精神を破壊しに来るのねむりごなも防いでた。もはやこいつらのためだけにゴーグル付けました。こいつらいなかったら襷安全に持たせて穏やかな気持ちになってました。
技解説
タイプ一致の攻撃技。ウオノラゴンを一撃で消し飛ばせるため採用。また、こいつの役割は補助に特化してるため、叩いた後はぴょんぴょんしながらバチバチしたりします。
ふくろだたき
隣のテラキオンを叩いて化け物にする技。それ以外の意味は特にない。
でんじは
相手をバチバチにする技。特にエースバーンと対面したとき、テラキオンが先に行動できるようにでんじはを打つことで、此方が先に行動できるようにした。役割が無くなったらただばらまいてるだけで勝ち筋を広げられた。
サイドチェンジ
シュッ!シュッ!シュッ!シュイン!!!
みんな大好きな技。相手に見せるだけで心理戦を仕掛けられる。とても素敵な技。しかし、最終日の上位陣ほぼ全員サイドチェンジ読んできたから、おにびとかワイドブレイカーに変えても良かったかもしれない。
調整
HB:A168珠エースバーンのリベロふいうち乱数耐え86.2~102.2%(6.2%)
A186バンギラスのうっぷんばらし(威力75)確定耐え76.5~92.5%
A204の場合乱数耐え86.8~102.8%(12.5%)
A177珠ギャラドスの威力130ダイジェット確定耐え83.4~98.8%
S:最速スカーフウオノㇻゴンの上を取りたいためブッパ。
テラキオン(この子だけ色違いを持っていないため通常色)
実数値:166-181-110-x-111-176
努力値:0-252-0-0-4-252
性格:ようき
特性:せいぎのこころ
持ち物:リンドのみ
採用理由:先発でドラパルトと共に相手を破壊できる
様々な人がドラパテラキの並びを使っていることは、環境からも良く分かったが、多くの人は襷テラキオンを使っており、ふくろ叩きを実際にしてくる人をあまり見かけなかった為、たたきで運用してみたところ驚くほど刺さっていたびっくりポケモン。実際A4↑ダイロックは耐久に振っていないダイマフシギバナを一撃で葬ることが出来た。実際その点に魅力を感じており、実際多くのダイマフシギバナがこのコンボの前に散っていった。
持ち物はキョダイフシギバナ対面でベンタツを受けても生き残れ、ゴリランダー入りにも強く出られるリンドのみ。ガチで最強だった。
技構成
タイプ一致の範囲技。特に説明の必要が無い強技であるが、2匹とも外した時は泡吹いて倒れた。多くのサマヨールとガオガエンを怯ませてた。
タイプ一致の強技。採用しない理由が無い。ふくろだたきを決めれないときは、ダイナックルでAを上げるプランも使えて便利だったが、打った回数はかなり少ない。
まもる
必須技。もはや語ることが無い。
しんぴのまもり
最後まで悩んだ枠だったがこれにして大正解だった。基本的にモロバレルをガンメタするために入れており、サマヨールと並べることで相手のほうしを誘い、しんぴでふせぐことでドヤってた。これが成功すると相手は補助技は打てるものの、此方側を状態異常にすることが出来ない。そのため、いかりのこなやまもるで居座ってくることが多く、裏のガエンやブリムオンで処理しやすい状況を作ることが出来た。また、一定ターンが経過しない限り此方側は状態異常の効果を受けない為、後発からくるコータスなどのあくび展開も無効化出来たりした。一番のポイントはしんぴターン終わりまでにどれくらい此方に有利な状況を作るかであり、展開後は数ターン先の理想展開を考えながらプレイングすることを心がけてた。
調整
H:A194鉢巻ゴリランダーのGFグラススライダー半減きのみ有で確定耐え81.3~96.3%
ダイマ時A194タイプ一致強化アイテム持ちゴリランダーの威力160キョダイコランダ半減きのみ有で確定耐え75.0~88.5
ダイマ時C167珠フシギバナの威力140キョダイベンタツ半減きのみ有で確定耐え
46.0~55.1%
砂嵐下C195珠アシレーヌの威力150ダイストリーム確定耐え78.3~92.4%
A:考える時間無かったためブッパ。
D:あまり
S:ミラー意識の最速
ガオガエン
実数値:191-141-135-90-133-83
努力値:164-44-100-0-180-20
性格:わんぱく
特性:いかく
持ち物:イトケのみ
技構成:フレアドライブ、バークアウト、インファイト、ねこだまし
採用理由:入れ得ポケモン。いかく強い+高耐久+環境に多い草タイプに強い
いかくで相手の物理ポケモンを弱らせるだけでなく、バークアウトで特殊アタッカーにも強く出れる万能ポケモン。使ってて思ったことは、HP管理をしっかりしつつ、綺麗に生かし続けなければ負けそうになる対面が多かった。
持ち物はイトケのみ。こいつもイエッサン♀と同じく調整が間に合わず以前使ってた個体を流用した。回復きのみにしたほうが試合展開を有利に進められた試合が多くて泣けた。
技構成
タイプ一致の強打点。草タイプやドリュウズに通りがよく外す理由が無かった。
バークアウト
相手のイエブリやリザードン、ラプラスなどの特殊アタッカーを弱らせてくれる。襷潰しも出来ていい感じだった。
テラキオンが選出しにくい時にメインのアタッカーがブリムオンのみになってしまい、バンギラスの処理に手間取った場面があったので採用してみた。2桁滑り込み試合で役に立ったから採用してて良かった。元々は捨て台詞を入れていた。
ぱちん!相手は怯んだ。
調整
H:16n-1
A:余り
HB:A-1 A164珠エースバーンのリベロとびひざげり確定耐え83.2~99.4%
A177ギャラドスの雨下威力130ダイストリーム半減きのみ有確定耐え75.3~89.5%
A-1 A204バンギラスの威力130ダイロック確定耐え78.5~92.1%
HD:C195珠アシレーヌの威力150ダイストリーム半減きのみ有で乱数耐え
84.2~100.0%(6.2%)
C206珠ブリムオンの威力130キョダイ天罰確定耐え77.4~92.1%
C167珠フシギバナの威力130ダイアース確定耐え84.2~99.4%
C189トゲキッスの威力130ダイジェット急所込み確定耐え82.1~97.3%
S:同族意識で少し振った。
サマヨール
実数値:147-x-152-x-199-27(S個体値0)
努力値:252-0-12-0-244-0
性格:なまいき
特性:おみとおし
持ち物:しんかのきせき
採用理由:元からの構築の軸兼トリックルーム要員
化け物みたいな耐久を活かして相手の攻撃を耐えながらトリル、補助、削り何でも出来る万能ポケモン。ちょうはつで行動が制限されやすいが、此方のガエンブリムイエッサン♀3体が何かしらの形でちょうはつを防げるため、上手い事利用していく動きを心がけてた。
持ち物はしんかのきせき一択。
技構成
弱点保険で使用してた時はかげうちにしてた枠。ブリムオンの持ち物を変更したため、相手にダメージを通しやすいナイトヘッドに変えた。
おにび
初めて採用してみた技。実際トリル下で相手の物理アタッカーを弱らせることが出来て此方のブリムオンを守る要因となった。
いたみわけ
場に長く残らせ2回目のトリックルームを狙ったりもしたかったので、採用。HP回復手段としても優れているため、採用し得だと感じた。
こっから俺のターンを決める技。
調整
H:ぶっぱ
B:あまり
HD:てだすけ込みの雨C161珠キングドラの威力140ダイストリーム乱数耐え85.0~100.6%(6.2%)
晴れC161サンパワー珠リザードンの威力130キョダイゴクエン確定耐え80.2~95.2%
威力150の場合半分の確率で耐える91.1~10.8%(50%)
てだすけ込みのC189珠ジュランドンの威力130ダイアーク確定耐え82.9~99.3%
主な選出
①VS晴れパ、中速構築
先発:
後発:+or
先発からテラキを叩いて一気に勝負を決めに行く。適度に掃除出来たら裏のガエン達で掃除を行う。
②VS雨、ドラパテラキ、高速構築
先発:+or
後発:
苦手な構築なため、でんじはとトリルを同時にうち勝ち筋を広げられるようにする。とにかく裏のブリムオンを大事に扱わないとパワーが足りず押し負ける。
③VS砂、キノコ、ブリムイエッサン
先発:
後発:
キノコが先発に出てきた場合は初手神秘+おにびで相手のアタッカーを弱らせておく。キノコがほうしを通せないうちに、テラキで雑に削りながらトリックルームを展開し、相手を処理できる状況を整える。
④困ったとき
先発:
後発:
初手お祈り天罰。バクア持ちがいそうな場合は、テラキバックを絡める。
構築の反省点
ドラパテラキの強さに気づくのが遅かったり、プレイングが未熟、順位が阿保みたいに下がり構築迷走、精神崩壊してたのが駄目だったと感じた。今度からもっと落ち着いてポケモンがプレイできるようにしていきたい。ポケモンの調整もガエンとイエッサン♀を流用した結果負けに繋がった試合があったため、1時間ほど犠牲にしてでも型を変えるために調整するべきだった。
最後に
記事を読んでいただき誠にありがとうございます。
今期は初の1桁チャレンジ成功と絶望の連敗、久しぶりの最終2桁と色々なことがありました。また、私事でありますが就職活動で無事に内定をもらい精神的な不安が1つ消えました。S10は上位ポケモンが禁止になるという事で新たな構築が多数登場すると思います。それに負けないようにS10もブリムオンと共にポケモンを頑張っていきたいです。
最後にめっちゃ愚痴や病みを聞いてくれたナイン君ありがとう。
構築相談や仲良くしてくれる人がいたら良ければ絡んでください。
Twitter KI(@Aisia32)
剣盾ダブルシーズン6 最終79位 ゴクエントリルブリムオンと一緒に
はじめに
こんにちは。初めてポケモンのブログを書かせていただきます。KIと申します。
今回は、シーズン6のダブルバトルにおいて、剣盾初の最終2桁(79位)を達成した構築について自分なりに説明させていただきます。
追記:6月26日ffさんにドサイドンの努力値が間違っていることを教えてもらったので訂正しました。感謝感激。
戦績
構築紹介
あまり上手に説明できる気がしないので、とりあえず構築のメンバーを紹介したいと思います。
使ったROMはTN:ハルシアです。
ブリムオン(キョダイマックス)
実数値:161-x-119-206-123-30(S個体値0)
努力値:228-0-28-252-0-0
性格:れいせい
特性:マジックミラー
持ち物:せいれいプレート
技構成:マジカルシャイン サイコキネシス まもる トリックルーム
採用理由:今作の剣盾ダブルにおいての相棒枠
私はPT構築からブリムオンを絶対に外さないため、必然的にどんな構築にも入れます。
このポケモンの最も強いところはキョダイテンバツによって相手に対して運ゲーを仕掛けられることと、高いC種族値からの全体打点、ちょうはつが効かないトリル要因として、非常に便利である。
しかし、現環境の支配者である、バンドリドラパキッスやブリムオンより遅いうえ、ブリムオンに対して強い打点をもつナットレイ、コータスなどの存在により、出せない試合が多かったが、出した試合では十分活躍してくれてた。
技解説
マジカルシャイン:キョダイテンバツの元となる技。全体攻撃で、きあいのタスキケアや微妙にHPが残った敵の処理に向いていた。せいれいプレートで火力が上がってるので基本的にマジカルシャインをメインで使ってた。
サイコキネシス:タイプ一致の良い打点。ガエンにダイサイコを透かされたり、することが多かったので、ダイマックス時はあまり使用しなかったが、通常時はロトムやコータスを削るのに丁度よかった。一時期ギガドレインに変更しようと思ったが、打つ機会が少なかったのでやめた。
まもる:最強。トリックルーム警戒でブリムオンに集中してくる人がいたり、相手のダイマックスを読みまもることで、ダイマターンを枯らしたりと便利。初めはまもるの採用価値をそこまで深く考えていなかったが、ダブルバトル上位陣の動画はどれもまもるの使い方が非常にうまく、まもる重要性を学べた。
トリックルーム:ブリムオンがトリックルームをするのは、相手側にちょうはつ持ちがいた場合と一度枯れたトリルを貼りなおすため。エルフーン、ミミッキュ、バンギラス相手にサマヨールと並べて、サマヨールサイドチェンジからのブリムオントリックルームをすることで、相手側にちょうはつがはいり、此方はトリックルームをするという展開を決めたときは非常に気分が良かった。
ドサイドン
実数値:207-210-150-x-92-40(S個体値0)
努力値:132-244-0-0-132-0
性格:ゆうかん
特性:ハードロック
持ち物:じゃくてんほけん
技構成:10まんばりき いわなだれ かみなりパンチ まもる
トリル下で最強クラスのポケモン。生半可な抜群攻撃では落ちない耐久と強い攻撃力で相手を粉砕してくれた。何気に過去シーズンでもブリムオン、サマヨールと共に戦ってくれてるので、今作では非常に愛着がある。(6月26日訂正)
技解説
10まんばりき:じしんではない理由は基本的に浮いてるポケモンがリザードンしかいないため、巻き込みをあまりしたくなかったことと、単体に圧力をかけたかったので採用。
いわなだれ:無限の勝ち筋。相手はひるむ。じゃくてんほけんからのいわなだれで相手の構築に強い負担をかけることが可能。しかし、ホルードと仲良くいわなだれ外した時は絶望した。
かみなりパンチ:私の構築は水タイプに非常に弱く高確率でアシレーヌやギャラドスらへんが喜んで出てくるため、ダイサンダーであくびケア+命中100%の安定技が欲しかったので採用。最後の詰め筋などで打つ機会がそこそこあったので入れて正解だった。
まもる:最強。いのちのたまアシレーヌのハイドロカノンベースダイストリームもまもればギリギリ耐える。凄いポケモン。
サマヨール
実数値:147-75-200-x-151-27(AS個体値0)
努力値:252-0-252-0-4-0
性格:のんき
特性:おみとおし
持ち物:しんかのきせき
技構成:ナイトヘッド じならし サイドチェンジ トリックルーム
選出率NO1の化け物。なんでも耐える。HPが残ってる限り何かしら仕事をすることが出来るポケモン。基本的にどのポケモンと並べても強く、特性のおかげで対戦が非常に進めやすかった。このポケモンはブリムオン共々、今後も使っていく。
技解説
ナイトヘッド:固定ダメージ。ダイマックスしていないポケモンに与えるメイン打点。
特に説明する必要がない良技。
じならし:ドサイドンのじゃくてんほけん発動並びに、相手のタスキ潰し、ミミッキュの皮はがし等適当に打っても強かった。欠点として相手のじゃくてんほけんが発動してしまう場合もある。
サイドチェンジ:私が今作で最強だと思う技の一つ。無限の勝ち筋を拾ってくる究極の技。これを一回見せることで相手はサマヨールが場にいる限り、サイドチェンジを警戒しなくてはいけないため、とても楽しい。特にホルードと並べて、ダイホロウ透かされ続けるドラパルトを虐めてた時は非常に楽しかった。また、サイドチェンジは使い続けると何となく相手のサイドチェンジも予想できる事が多々あった。特にロトムのサイチェン読みダイアース決めたときは気分が非常に良かった。ちょうはつされそうになったらサイチェンで逃げてた。
トリックルーム:特に説明なし。最強。何度もちょうはつで止められたため、自然とサイドチェンジを絡めて使ってた。
コータス
実数値:175-x-211-108-90-22(S個体値0)
努力値:236-0-252-20-0-0
性格:のんき
特性:ひでり
持ち物:フィラのみ
技構成:ふんか あくび ねっぷう ボディプレス
ナットレイが憎すぎて入れたポケモン。ついでにボディプレス殆ど読まれまかったから、バンギラスをかなり狩ってた。ナットレイが憎い。
技解説
ふんか:強い。最高打点。ナットレイが憎い。
あくび:敵を流すのに使用。勝ち筋を広げられたので強かった。ナットレイが憎い
ねっぷう:タイプ一致。ナットレイが憎い。
ボディプレス:バンギラス、カビゴン、ガオガエンに打点が無いのが辛く、HBベースで採用してみたが、非常に使いやすかった。ナットレイが憎い。
ホルード
実数値:161-108-97-x-97-143
努力値:4-252-0-0-0-252
性格:ようき
特性:ちからもち
持ち物:きあいのタスキ
環境で度々見かけたためPTに採用してみた。使い勝手がよく、どの技を打っても強いため、先発要員として活躍してくれた。
技解説
じしん:基本リザードンが横にいる状態でのみ打つが、まれに巻き込む。雑にダメージを稼げるため入れててよかった。因みにようきだと、ダイアースでH振りアシレーヌを落とせず、少しもどかしく感じた。
ばかぢから:バンギラスやロトムに強い打点が欲しかったので入れた。この技のおかげか、バンギラスが引いたり、守ってくるため、安全にトリルを決められることが多々あった。
イカサマ:対ドラパやギャラドスに対する打点。Aが下がっても程よくダメージが稼げるので、入れてて正解だった。ばかぢからとともにこの指でよく吸われてた。
いわばだれ:シャンデラやリザードン対策に入れた。最近じゃくてんほけんキッスを全く見なかったので、キッスシャンデラの並びに強かった。
リザードン(キョダイマックス)
実数値:153-x-99-161-105-167
努力値:0-0-4-252-0-252
性格:臆病
特性:サンパワー
持ち物:ラムのみ
技構成:ねっぷう ブラストバーン ぼうふう まもる
この構築において一番最後に決まったポケモン。ホルードの相方として飛行タイプでいい感じのポケモンを試していたら、このポケモンにたどり着いた。キョダイゴクエンの定数ダメージが後発に控えてるトリル軍団の技の通りを良くしてくれた。基本的にゴクエンさえ打てば落ちてもいいと思ってるため、ゴクエン打った後の扱いは雑だった。
技解説
ねっぷう:タイプ一致全体攻撃。コータスで晴らせば十分に火力が出るが素の状態で打つ機会は少なく、ブラストバーンの方が使用してた感はある。
ブラストバーン:キョダイゴクエンのベースとなる技。晴れ状態ならキッスやバンギに対してもダメージがよく通っていた。ダイマックス切れた後に、ブラストバーン打って切る事が多かった。
ぼうふう:ダイジェットのベースとなる技。威力重視のためこの技を採用した。実際ダイマックス技は威力が10違うだけで、落とせる範囲が変わってくるので、この技で良かったと思ってる。基本ホルードの加速アシスト。
まもる:最強。ターン数稼ぎと様子見も兼ねてるため外せない。
主な選出
①対晴れパ、高速構築、ジュラルドン
先発:リザホルード
後発:サマヨール+他3体のどれか
+
②対バンドリ、ドラパミミ、ドリュキッス、セキタンザン
先発:サマヨホルード
後発:ドサイ+ブリムコータスのどちらか
+
③対困ったとき、ガチトリル、ラプラス
先発:サマヨリザードン
後発:コータス+他3体のどれか
+
④あからさまなちょうはつ入り
先発:サマヨブリムオン
+
基本的にこのパターンで出すことが多かったです。リザードンが先発にいる場合は、基本リザードンに初手ダイマックスを切る立ち回りを心がけていました。
構築の反省点
基本的に水タイプの通りがとんでもないくらい良いため、鉄球アシレーヌや速いアシレーヌに当たらないことを祈ってましたが、一回だけあたって1ターンで勝負が終わりました。また、シャンデラがPT単位で重く、トリックルームをふういんされるか、返されるかで常に怯えていました。アシレーヌと当たったらダイマターンを枯らす事をメインに行動したほうが良い。
最後に
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
私が本格的にダブルバトルを始めたのはUSUMの2018年のWCSの決勝を見たあとです。
その時から、ダブルの構築記事や動画を見て、シングルとは違った面白さを知りながらも、残念ながらUSUMでは結果を出すことが出来ませんでした。
そのため、剣盾環境が始まってから常にダブルメインでバトルを行っていくことで、日々の対戦に励んでいました。
この時に、ブリムオンの魅力に惹かれて、トリックルームを中心としたPTを組むようになり、何度も試行錯誤しながら、シーズン6にて初めて最終2桁でシーズンを終えることが出来ました。今後もブリムオンをPTに入れてダブルバトルを頑張りたいと思います。
構築相談や仲良くしてくれる人がいたら良ければ絡んでください。
Twitter KI(@Aisia32)